南勢 ジャパピグ初登場!ご夫妻でウミウシ等マクロ撮影!

2024-01-23 火曜

南勢で初記録種の

ジャパニーズピグミーシーホース、最近

和名が付いてハチジョウタツと言うらしい。

小さいし、次に探せるかどうかもわからないので

難易度高し。

(Kotone様撮影)

ジャパピグがどれくらい小さいかわかるように

僕の指示棒を入れて撮って頂きました。

指示棒の太さが2.5ミリほどなので

体の幅は同じぐらい、体長が3ミリぐらいですね。

(Kotone様撮影)

南勢またまたレアなウミウシが見つかりました。

水中で見つけた時はナガレボシウミウシかなと

思ったのですがヤセモウミウシ(Hermaea sp. 2)のように

思われます。体長6mmぐらい。

(Kotone様撮影)

こちらも南勢に初登場。通称オラウータンクラブ。

体長1.3cmほどの小さなカニの仲間です。

(Kotone様撮影)

白地に淡いピンクが美しいツツイシミノウミウシ。

濃いピンクバージョンも居るようですが

南勢ではこのホワイトピンクバージョンしか

見つかっていないです。

(M川様撮影)

今シーズンは南勢で当たり年か。

トンプソンコトリガイ(トンプソンアワツブガイ)

小さすぎますが這いつくばって

よく見ると各ポイントで

見つかるようになってきました。

(M川様撮影)

北西風がまあまあ吹いていましたが

南勢はこの風に強くダイビングポイントは

全て風陰になりますので

穏やかでした。

2024年1月23日のログをホワイトボードに。

{こちらのスポットは

              南勢相賀浦店集合です。}

ポイント:パイナップルロック
天候:晴れ

気温:11.0度C
水温:18.4~18.5度C
風:北西4m
波:穏やか

透明度:(↓)18~19m
透視度:(→)16~17m
コメント:

南勢相賀浦の透明度は良く、ボート上から

海底まで見えていますが

今日お越しのご夫妻はウミウシ中心に撮影されたいとの事で

じっくり水中マクロ撮影。

奥様はCANON系のミラーレス一眼をお持ちで

なかなかお持ちの方も少ないので僕も

興味津々で見させて頂きました。

クマドリカエルアンコウ、

ヤセモウミウシ(超レア種なウミウシだと思います。)

ツツイシミノウミウシ、

セトイロウミウシ、

ハナミドリガイ、

イバラウミウシ属の1種10、

ミツイラメリウミウシ(WH、YL)、

アオウミウシ幼体、

ウララカミノウミウシ、

シロミノウミウシ幼体、

アプリシアニグロキンクタ、

ヒロウミウシ、

ヒメエダウミウシ、

シラユキウミウシ、

コノハミドリガイ、

ショウジョウウミウシ(マドレラフェルギノーサ)、

ホシテンス幼魚、

ドロノミ、

オラウータンクラブ、

クマザサハナムロ群れ、

ツノダシ、

ボラ群れ

など見られました。

 

ポイント:クライゼル
天候:晴れ

気温:12.0度C
水温:18.4~18.5度C
風:北西3m
波:穏やか

透明度:(↓)17~18m
透視度:(→)16~17m
コメント:

な、なんとー!こちらのポイントで

ジャパピグを見つけました。

小さくてハナタツの幼魚かなと水中では思いましたが

お客様の撮られた画像で確認できました。

ジャパニーズピグミーシーホース(ハチジョウタツ)、

トンプソンコトリガイ(トンプソンアワツブガイ)、

ヒメキヌハダウミウシ、

ネコジタウミウシ属の1種、

アカボシウミウシ、

ミツイラメリウミウシ(ホワイトクリーム)、

プラキダ・バラクオバマイ(ツマグロモウミウシに似ているウミウシです。)、

イバラウミウシ属の1種10、

ハクセンミノウミウシ属の1種3、

ウララカミノウミウシ、

コアカリュウグウウミウシ、

ショウジョウウミウシ(マドレラフェルギノーサ)、

ウズムシウミウシ属の1種、

キリンミノ幼魚、

ハツユキダカタラガイ、

ツマニケボリ、

トゲツノガニ

など見られました。